2009年4月23日、南京大虐殺を描いた映畫「南京！南京！」が公開された。24日、信息時(shí)報(bào)は広州市の観客の反応を伝えた。

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記録映畫調(diào)の白黒畫面で展開されるストーリーはリアリティに富んだもの。中國(guó)の映畫館ではマナーを守らず攜帯を鳴らしてしまう観客も少なくないが、「南京！南京！」に限っては誰(shuí)もが真剣に見入っていた。なかにはコーラやポップコーンを買ったにもかかわらず、まったく手をつけていない人もいるほど。もちろん広州市だけではなく、同作は全國(guó)で大きな反響を呼んでいる。その真に迫った描寫に引き込まれ、昆明市では中國(guó)人女性が暴行される場(chǎng)面で、観客から「（日本兵は）畜生野郎だ」などと聲があがったほどだという。

特に大虐殺を描いたシーンは迫真的だ。木の上にかけられた人頭、放り出された裸の死體、一般市民の殺害など地獄のような光景が繰り広げられる。

もちろんいくつかの點(diǎn)では疑問の聲も上がっている。なかでも最大の爭(zhēng)點(diǎn)となっているのが、中泉英雄が演じる日本兵?角川正雄のキャラクター。隠れていた中國(guó)人を殺害して謝罪の言葉を口にする、初めて出會(huì)った日本人慰安婦を?qū)恧纹蓼摔工毪长趣蚩激à搿|殺されるはずの中國(guó)人を逃がし自らは自殺するなどの善良な人物として描かれているが、「當(dāng)時(shí)、こんな日本兵がいたとは思えない」との聲があがっている。同紙も「南京大虐殺當(dāng)時(shí)、軍が『獣兵』となっているなか、角川のような人物を描いても説得力に欠ける」と指摘した。陸川（ルー?チュアン）監(jiān)督自身も「史料によれば大部分の日本兵は罪悪感を持っていなかった」とコメントしつつも、角川の役柄は戦爭(zhēng)がどのようにして通常の人間を押しつぶしていくのかを描いたものと話している。（翻訳?編集/KT）