2009年4月26日、臺(tái)北市の工事現(xiàn)場で37階の高さからクレーンが墜落し、中國本土からの観光客2人が死亡した事件を受け、臺(tái)灣メディアは急増した本土客に満足なサービスを提供する準(zhǔn)備が整っていなかった旅行業(yè)界の実態(tài)を指摘した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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メディアや業(yè)界內(nèi)部では「2度と起こしてはならない事故」として大きく取り上げられる一方、臺(tái)灣紙?聯(lián)合報(bào)は、他にも多くの事例が本土観光客の受け入れ態(tài)勢が整っていない現(xiàn)狀を物語っていると指摘。先日も高雄と澎湖島（馬公）の間を結(jié)ぶフェリー「臺(tái)華輪」に乗るはずだった中國本土からの観光客が、臺(tái)灣側(cè)旅行會(huì)社のミスにより船上で7時(shí)間も待たされる事件があったばかりだと報(bào)じた。観光バス不足により、観光客がレストランやホテルで長時(shí)間待機(jī)させられる事態(tài)も頻発している。

5月のGWを前に懸念が広がる中、花蓮世邦綜合旅行社の呉詠昌（ウー?ヨンチャン）社長は、「観光バスの件は問題ない。すでに100以上の本土ツアー団が臺(tái)灣を訪れる予定になっている」と準(zhǔn)備萬端であることを強(qiáng)調(diào)した。

だが、聯(lián)合報(bào)は、2か月前までは本土客の少なさを嘆いていた業(yè)界が、いざ急増してみるとサービスの質(zhì)の悪さばかりが目立つと指摘。せっかく來てくれる本土客に対し、心のこもったおもてなしをしなければ、ブームはすぐに去ってしまうと警告した。（翻訳?編集/NN）