2009年4月22日、臺(tái)灣紙「聯(lián)合報(bào)」は「阿里山?日月潭から夜市まで中國(guó)本土の人に見(jiàn)せよう」と題した社説を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

臺(tái)灣を訪(fǎng)問(wèn)した中國(guó)の対臺(tái)灣交流窓口機(jī)関、海峽両岸関係協(xié)會(huì)の鄭立中（ジョン?リージョン）副會(huì)長(zhǎng)は、滯在期間中は宿泊ホテルと會(huì)議場(chǎng)を往復(fù)するだけのスケジュールだったため、臺(tái)灣を離れる際に「士林夜市に行きたかった?！簵l件不備』なのが殘念だ」とこぼしたという。

「條件不備」とは、昨年発生した同協(xié)會(huì)の陳雲(yún)林（チェン?ユンリン）會(huì)長(zhǎng)に対する抗議行動(dòng)を指す。このときは市民と警官隊(duì)が衝突し、流血騒動(dòng)に発展した。この事件から臺(tái)灣當(dāng)局は「群集を管理するよりも客の方を管理する」方法をとるようになった。だが、これでは中國(guó)側(cè)に民主的な臺(tái)灣をアピールすることはできない。

臺(tái)灣を訪(fǎng)れる中國(guó)本土からの観光客の多くが、阿里山や日月潭、故宮博物院といった有名な観光地のほかに、臺(tái)北最大の夜市である「士林夜市」の観光を楽しみにしている。夜市では臺(tái)灣各地の名物グルメを堪能できるだけでなく、人々の生活を垣間見(jiàn)ることができる。しかも屋臺(tái)で働く人々と觸れ合うことで、中臺(tái)間の真の交流ができるというものだ。臺(tái)灣當(dāng)局は中國(guó)からの観光客に対する制限をなるべく減らし、もっと民間交流のチャンスと自由を與えてはどうだろうか、と社説はまとめている。（翻訳?編集/本郷）