2009年5月1日、米ウォールストリート?ジャーナルに、このほど英スタンダードチャータード銀行中國地區(qū)研究の王志浩（ワン?ジーハオ）主管の文章が掲載された。中國で広がる?yún)敫癫瞍稀gに都市と農(nóng)村にあるのではなく、都市と內(nèi)陸農(nóng)村にあるという。中青在線が伝えた。

【その他の寫真】

王主管はまず、カナダのトロント大學(xué)経済學(xué)ベンジャミン教授の研究を紹介し、同じ農(nóng)村といっても沿海部の一部の農(nóng)村と、內(nèi)陸部の間にも大きな収入格差があると指摘した。浙江省、江蘇省など沿海地區(qū)の農(nóng)民は、農(nóng)業(yè)経営に成功し裕福な人も多く、さらに都市で働くチャンスも見つけやすく、一定の資金を蓄えているが、中西部地區(qū)の農(nóng)民はこういった條件に恵まれず、一部の地域では最低限の生活も危ぶまれている。

都市內(nèi)部の収入格差も深刻だ。都市部における?yún)毪?8％が給與によるものであり、収入格差の原因の72％を占めているという。つまり給與の差が貧富の差を生んでいる。農(nóng)村地區(qū)においてもこの現(xiàn)象は同様で、収入のうち42％が給與によるものであり、収入格差の原因の44％を占めている。

さらに教育も鍵となる。受けた教育程度によって収入レベルが決まる。學(xué)歴が中卒以上で、中國政府の定めた「1人當(dāng)たりの年収が785元（約1萬1450円）」という貧困ライン以下の生活をしている人はわずか2％だった。07年には4320萬人が貧困ライン以下の生活をしているとあるが、世界銀行が定めた「1日の消費が1ドル（約99．5円）以下」という國際的な貧困ラインを基準(zhǔn)にすると、「絶対貧困」の數(shù)字は8000萬人に増えると見られている。國務(wù)院は貧困ラインを國際レベルに引き上げるか検討中であるが、この対応によって、貧困を減らすための目標(biāo)もより明確になってくるであろう。(翻訳?編集/中原）