2009年5月2日、広州日?qǐng)?bào)によると、紀(jì)元前4700年頃?同2900年頃の新石器時(shí)代に、萬(wàn)里の長(zhǎng)城の北方に存在した紅山文化を代表する出土品「玉龍（龍をかたどった玉）」が、1971年の発見(jiàn)時(shí)、學(xué)術(shù)的な価値があるとは判らずに、子どもの遊び道具にされていたという。

【その他の寫(xiě)真】

龍への崇拝は、紅山文化が起源との學(xué)説もある。1971年8月、內(nèi)モンゴル自治區(qū)赤峰市オンニュド（翁牛特）旗三星他拉村に暮らす張鳳祥（ジャン?フォンシアン）さんは農(nóng)作業(yè)中に、人工的に掘られたとみられる石の洞窟を偶然発見(jiàn)した。

洞窟の中で大きな釣り針のようなもの見(jiàn)つけた張さんは、それを家に持ち帰った。硬くて重いので、さびた鉄だと思い、幼い弟はそれにヒモを結(jié)び付け、引きずって遊んだという。數(shù)日後、”釣り針”を磨いたところ、不思議なことに光沢が増した。そこで學(xué)術(shù)的な価値がある玉器だと気付いた張さんは、オンニュド旗文化館に譲渡した。

1984年、遼寧省凌源市から建平県にかけての広範(fàn)囲で、紅山文化を代表する牛河梁遺跡（ぎゅうがりょういせき）が発見(jiàn)された。前5000年の墳丘墓からは多くの玉器が出土したが、特に注目を集めたのが「豬玉龍」と呼ばれる玉龍だった。このニュースを聞いて、オンニュド旗文化館の責(zé)任者は、張さんから譲り受けた出土品も貴重なものに違いないと確信した。そこで、中國(guó)考古學(xué)界の権威であった故?蘇秉[王奇]（スー?ビンチー）氏に鑑定を依頼したところ、その出土品が中國(guó)最古の玉龍の一つであることが判明した。（翻訳?編集/SN）