2009年5月5日、法制晩報によると、「中國大學(xué)ランキング」の制作者である武書連（ウー?シューリエン）氏が成都理工大學(xué)を二度訪問、訪問の度に數(shù)萬元の賛助費を受け取っていたという。武氏側(cè)はあくまでも「ランキングは客観的なデータに基づくもの」と主張した。

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武氏を中心とする「中國大學(xué)評価チーム」発表の「中國大學(xué)ランキング」で、同大學(xué)は、2004年は116位、2007年は92位と、その上昇率は群を抜いていた。事情を知る人物によると、2004年に武氏が同大を訪問、この時に「研究賛助費」の名目で5萬元（約72萬円）ほどの送金が行われ、2006年にも同様のことがあったという。また、同大學(xué)の財務(wù)関係者と共産黨委員會の副書記も「名目は確実ではないが、報酬を送った」と認めている。

大學(xué)評価の専門家として有名な武氏、彼の掲げる標語は「三不主義」である。これは大學(xué)を客観的に評価するために「いかなる大學(xué)にも勤務(wù)しない、いかなる大學(xué)とも協(xié)力関係を持たない、いかなる大學(xué)の職員も評価チームへの參加を認めない」というもの。しかし、武氏が大學(xué)を訪問して講演するたびに大學(xué)側(cè)から何らかの金銭を授受するのは暗黙の了解だった。

武氏は、「データはすべて公開された客観的なもの。特定の大學(xué)を高く評価することは絶対にない」とし、「こちらから大學(xué)へ賛助金を求めたことも、金額等の取り決めもしたことはない」と反論している。（翻訳?編集/小坂）