2009年5月7日、シンガポールで4月中旬、中國人出稼ぎ労働者800人あまりが労働許可証を突然取り消され、職を失う事件が発生したが、シンガポール政府の介入と援助によって騒動は収まりつつある。同類の事件が頻発する原因としては、両國の仲介業(yè)者の問題などがあるという。シンガポールの華字紙?聯(lián)合早報の報道をもとに中國僑網(wǎng)が伝えた。

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4月13日、シンガポールで建築請負業(yè)者に雇われて働いていた中國人労働者らの労働許可証が突然取り消された。彼らは當(dāng)?shù)丐莾Pくために仲介業(yè)者に総額約500萬元（約7270萬円）の仲介料を支払っていただけでなく、雇用先からの給料が數(shù)か月分未払いとなっていた。しかも、労働許可証の取り消しによって、4月27日までにシンガポールを離れなくてはならず、問題の解決は急を要し、騒動が大きくなっていた。

事態(tài)を重視したシンガポール政府は事件に介入し、420人を帰國させたほか、66人の滯在期間延長を認め、引続きシンガポールで就労する手助けなどをした結(jié)果、狀況は落ち著きを取り戻しつつある。

事件の背景には、無許可営業(yè)をしていた建築請負業(yè)者に加え、仲介業(yè)者の存在がある。仲介業(yè)者は中國國內(nèi)だけでなく、シンガポールの業(yè)者も絡(luò)んでおり、問題を複雑化させている。業(yè)者亂立による業(yè)務(wù)のクオリティ低下に加え、過當(dāng)競爭によって雇用先に賄賂を渡すことなどで仲介料の値上がりを招くなど、問題発生の下地が広がりつつあった。関係者は「仲介業(yè)者の問題に手をつけなければ同類事件の発生を抑えるのは難しい」と指摘している。（翻訳?編集/HA）