2009年5月8日、河南省鄭州市の多數(shù)の病院や診療所のあいだで、使用済みの注射針や點(diǎn)滴瓶など醫(yī)療廃棄物の、廃棄物処理ブローカーに対する不法売卻が橫行していることが明らかになった。法制日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

同紙によると、中國(guó)で醫(yī)療廃棄物は「國(guó)家危険廃棄物リスト」の中で「最も危険な廃棄物」に指定されている。また「醫(yī)療廃棄物管理?xiàng)l例」などの規(guī)定によって、醫(yī)療廃棄物の収集から消毒、焼卻などの処理方法にいたるまで厳格に定められている。しかし規(guī)定には「抜け道」が多く、ほとんど機(jī)能していない現(xiàn)狀が指摘された。

目撃者の証言によれば、各醫(yī)療施設(shè)で醫(yī)療廃棄物の処理を擔(dān)當(dāng)する作業(yè)員によって一時(shí)保管所に移された廃棄物をブローカーが受け取り、それらは処理施設(shè)に運(yùn)ばれ、そこで加工されたプラスチック原料がプラスチック工場(chǎng)などへ転売されるという。工場(chǎng)では食器など日用品も多く生産されている。

同市環(huán)境保護(hù)局の関係者は、一時(shí)保管所に隠されていた醫(yī)療廃棄物の量から、かなりの數(shù)の醫(yī)療施設(shè)が不法売卻に関わっている可能性を指摘した。同関係者は「醫(yī)療廃棄物には生活ごみの數(shù)十倍から數(shù)千倍の病原菌が付著している」と衛(wèi)生上の危険を憂慮している。

當(dāng)局は6日、醫(yī)療廃棄物の不法売卻の原因を調(diào)査する、としている。（翻訳?編集/津野尾）