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8日、臺灣?臺北市の圓山大飯店のトイレから明代の書家?王寵の真筆が発見されたという報道に関し、臺北故宮は7日記者會見を開き、「作品は臺北故宮が作製し、1枚50元で販売した複製品」と発表した。寫真は圓山大飯店。
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2009年5月8日、臺灣?臺北市の圓山大飯店のトイレから明代の書家?王寵の真筆が発見されたという報道に関し、臺北?故宮博物院は7日記者會見を開き、作品は故宮博物院が作製し、1枚50元(約730円)で販売した複製品であると発表した。臺灣紙「聯(lián)合報」の報道を中國新聞社が伝えた。
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圓山大飯店のトイレから発見されたとされる王寵の真筆について、臺灣故宮文化営銷処の金士先(ジン?シーシエン)処長は7日午後の記者會見で、「真筆は臺灣故宮が所蔵しており、民間へ流出したことはない。複製は臺灣故宮が自ら作成したもので、當時、私が圓山大飯店に直接販売しており、その経緯ははっきりしている」と発表した。
複製を真筆と間違えて大騒ぎした張本人?南京蕓術(shù)學(xué)院美術(shù)考古學(xué)部の薛翔(シュエ?シアン)副教授は、発見當時、「本物かどうか、名譽を賭けてもよい」と大見得を切っていた。しかし、複製と知らされた後には「ガラスケースを開けずに鑑定したから」とし、さらに「作品はすばらしいものだった。可能性としては本物か、最高級の複製品だったのではないか」と苦しい言い訳に終始した。薛副教授は、テレビなどで紹介されたことがあるだけでなく、かつてはお寶鑑定番組の鑑定士を擔當したこともある南京市の名士だという。
一方、故宮側(cè)は騒ぎを歓迎している。もともと1枚50元で販売していた複製を、有名な學(xué)者が「少なくとも1萬ドルの価値はある」と折り紙をつけてくれたためで、すでに完売していた王寵の複製の増刷を急遽決定している。(翻訳?編集/HA)
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