2009年5月10日、中國科學(xué)院地理科學(xué)?資源研究所の葛全勝（ガー?チュエンション）研究員が指導(dǎo)する研究チームが、中國の過去300年間での土地利用の変化によるCO2排出量は、諸外國の研究者が主張する數(shù)字の3分の1に過ぎないとする研究結(jié)果を発表した。新華社通信（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

最近數(shù)世紀(jì)にわたる中國の森林面積の加速度的減少と耕地化によりCO2排出量が増加、これが地球溫暖化の大きな原因になっているというのが世界の研究者たちの通説だ。

しかし同研究チームの研究結(jié)果によると、中國の耕地面積は1661年から20世紀(jì)末にかけて6078萬ヘクタールから9609萬ヘクタールに増加、森林面積は1700年から1949年にかけて2億4800萬ヘクタールから1億900萬ヘクタールに減少したものの、植生と土壌の変化による排出量は45億?95億4000萬トンで、諸外國が算出した171億?334億トンには遠く及ばない。他には、生物によるCO2排出量が約37億トン、土壌中の有機炭素の排出量が8億?58億4000萬トン。また同研究結(jié)果は、1980年から1988年にかけて、森林の回復(fù)により4億5000萬トンのCO2を吸収するなど、中國政府の努力は著実に実を結(jié)んでいると強調(diào)した。

同記事は、諸外國の研究者は中國の歴史狀況に対する把握に限界があり、利用できるデータも乏しいが、中國の研究者は豊富なデータからより緻密な研究が可能で、その結(jié)果はより信頼できると主張している。（翻訳?編集/津野尾）