辛亥革命から95年、歴史を見つめる武裝蜂起記念館―湖北省武漢市

2006年10月10日、湖北（こほく）省武漢（ぶかん）市の武昌（ぶしょう）地區(qū)にある軍人政府の舊跡は、現(xiàn)在「辛亥革命武昌の武裝蜂起記念館」として利用されている。もとは清朝の宣統(tǒng)元年（1909年）に建てられた湖北省諮議局の建物で、壁が赤いため「紅樓」と呼ばれる。

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1911年10月10日、中國(guó)革命同盟會(huì)が武昌で武裝蜂起し、辛亥革命の幕開けとなった。すぐに結(jié)成された革命軍政府が、268年に及ぶ清朝帝制の廃止を宣言、アジア初の共和國(guó)「中華民國(guó)」を作り上げた。當(dāng)時(shí)革命軍政府が置かれたのが、この紅樓である。

建物はレンガと木で作られており、幅73m、奧行き42m。2 階の中央部には、教會(huì)式の鐘樓がそびえ立つ、西ヨーロッパの古典的な建築である。この建物は1981年、「辛亥革命武昌の武裝蜂起記念館」として利用されることが決まった。