2009年5月9日、南京大虐殺を題材とした映畫(huà)「南京！南京！」を撮った陸川（ルー?チュアン）監(jiān)督が、殺害脅迫を受けていることが分かった。英BBC放送の中國(guó)語(yǔ)版が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

1937年の南京大虐殺を題材にした本作では舊日本軍による蠻行の數(shù)々が登場(chǎng)するが、全編を通じて日本兵?角川の心情が丁寧に描かれている。角川は數(shù)々の非道を犯しながらも、最後には罪悪感に耐えかねて自殺。その姿は中國(guó)人が日本人に対して抱く「鬼畜」のイメージとはかけ離れた1人の生身の人間だ。

公開(kāi)から10日で興行収入1億2000萬(wàn)元（約17億円）を超える大ヒットを記録した本作だが、中國(guó)國(guó)內(nèi)では「これは中國(guó)人監(jiān)督が撮った日本映畫(huà)だ」という批判も少なくない。中には「これは愛(ài)國(guó)主義映畫(huà)ではない。祖國(guó)を大いに傷つけた」という聲まで。日本人をあまりにも良く描きすぎているというのだ。

こうした中、陸監(jiān)督は匿名の殺害脅迫を受けていると語(yǔ)った。監(jiān)督は「脅迫は怖くない」としながらも、外出する際はいつものルートを変更するなど一応注意は払っているという。（翻訳?編集/NN）