2009年5月13日、西蔵日?qǐng)?bào)によると、冬蟲夏草の採(cǎi)取規(guī)制や草原の環(huán)境保護(hù)を目的に、チベット自治區(qū)でこのほど「チベット自治區(qū)冬蟲夏草採(cǎi)集管理暫定條例」が施行された。

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條例では、許可なく冬蟲夏草を採(cǎi)取することが禁止されているほか、現(xiàn)地の生態(tài)環(huán)境や草原の保護(hù)を求めており、冬蟲夏草を採(cǎi)取する場(chǎng)合も草原を壊さないように配慮することや、草原を壊すような道具を用いないようにするなどといった?jī)?nèi)容が盛り込まれている。また、草原の破壊につながる灌木の伐採(cǎi)や牧畜施設(shè)を建設(shè)することなども規(guī)制されている。

冬蟲夏草は、漢方で使われるキノコの一種。朝鮮人參や鹿茸（ロクジョウ）と並ぶ漢方の三大薬材のひとつで、滋養(yǎng)強(qiáng)壯の効果があるとして珍重されている。昆蟲の幼蟲に寄生して成長(zhǎng)するため、冬は蟲の姿で過ごし、夏になると草になると考えられたことから、その名がついた。チベット自治區(qū)は冬蟲夏草の主要な産地のひとつとなっている。（翻訳?編集/岡田）