Record China 2009年5月15日(金) 15時(shí)9分
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個(gè)人ブログ「21世紀(jì)中國ニュース」は、評(píng)論家?石平著「私は『毛主席の小戦士』だった―ある中國人哲學(xué)者の告白」を取り上げ、「中國の愛國主義教育、反日感情の問題については少し違和感がある」としている。寫真は毛沢東語録と毛沢東選集。
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レコードチャイナのライターによる個(gè)人ブログ「21世紀(jì)中國ニュース」は、評(píng)論家?石平著「私は『毛主席の小戦士』だった―ある中國人哲學(xué)者の告白」について、體験はなかなか興味深いが、「中國の愛國主義教育、反日感情の問題については少し違和感がある」としている。
【その他の寫真】
同ブログの內(nèi)容は以下の通り。
中國の愛國主義教育、反日感情についての執(zhí)筆活動(dòng)を続ける評(píng)論家?石平氏の著作。
同氏の本を読むのは『中國「愛國攘夷」の病理―吹き荒れる電脳ナショナリズム』以來。というのも『數(shù)字が証す中國の知られざる正體―「21世紀(jì)は中國の世紀(jì)」のウソを暴く』とか、『 「日中友好」は日本を滅ぼす!――歴史が教える「脫?中國」の法則』とか、おどろおどろしいタイトルを見るだけで、なにかげんなりしてしまう。
中國本は「売らんかな」という気持ちが先走りすぎて、扇情的すぎるタイトルをつけているものが多いが、逆にそれで引いてしまう人もいるのではないかと思う。最近だと『China Price』が『中國貧困絶望工場』という邦題をあてられていたが、いい本なのにタイトルを見ただけで「そんなの読んでいるの?」と眉をひそめられたこともあった。
そういう意味では本作はてらいのないタイトルだが、それだけに手に取りやすいかも。図書館で目についたため、なんとなく借りてしまった。
すると、石平氏が語る自らの體験はなかなか興味深いもの。文革期にあたる少年時(shí)代、學(xué)校で徹底的に毛沢東を崇拝するよう教育を受けたこと、授業(yè)をする女性教師が毛沢東の素晴らしさを語りながら涙ぐんでいたことなどが語られ、そこから民主化運(yùn)動(dòng)への參畫と挫折しての日本留學(xué)と體験が語られていく。
ほかにも、愛國主義教育にどっぷりつかった甥から、日本で稼いだ金は受け取れない、と小遣いを突き返され、中國の反日感情問題を告発することを決意したこと。漢方醫(yī)だった祖父に論語を?qū)Wんだエピソードは印象的。當(dāng)時(shí)、封建思想の代表である儒教を?qū)Wぶことはきわめて危険な行為だった。そのため祖父は書き取りさせたノートを焼いていたという。その後、日本に留學(xué)後、多くの論語関連の本を目にし、中國が失った文化が日本に殘っていることに感動(dòng)して「親日派」となったのだという。
本書ではそれ以外にも石平氏が他の著作でも説いている中國の愛國主義教育、反日感情の問題についても觸れているのだが、そこには少し違和感がある。というのは石平氏の描く「ウルトラナショナリズム」に毒された中國人は、みな心の底から日本を憎悪しいきりたっている姿で描かれているためだ。
私の交友範(fàn)囲はそんなに広いものではなかったが、その範(fàn)囲で知っている中國人の若者の印象とは全然違うというか。日本製品好きだし、日本文化にも興味あり。日本人と友達(dá)になることも屈託がない。ただそういう彼らがなにか事件があると不買運(yùn)動(dòng)だーと盛り上がったり、飲み會(huì)の席で日本の悪口を言い合ってみたりと変貌する。もちろんかちこちの反日青年もいるのだろうが、そうじゃない普通の感情しか持たない人が大多數(shù)ではないかというのが私の感じたところだった。
つまり「反日」というのは誰かとおしゃべりしたり、盛り上がったりする時(shí)に消費(fèi)される格好のネタの一つでしかないというのが私の読みだ。日本の悪口は中國人ならば誰でもすぐに文脈が理解できる格好の題材なのだ。
日本を悪くいうこと、がそこまで広まっている社會(huì)こそ反日そのものではないか、と言われたらそれまでだが、そうだとしてもそれは江沢民以降の愛國主義教育の成果というよりも、抗日戦爭映畫などそれ以前から続いているものではなかろうか。(筆者:chinanews)
■「21世紀(jì)中國ニュース」は中國在住経験を持つ翻訳者のブログ?!?1世紀(jì)は中國の世紀(jì)』と言われその成長がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中國関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。
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