2009年5月15日、中國ではたばこ産業(yè)が稅収や就業(yè)面で大きな貢獻(xiàn)をしている。しかし一方で、喫煙を原因とする多數(shù)の死亡者が毎年出るなど弊害も大きい。5月31日の世界禁煙デーを迎えるにあたり、「個(gè)人がいかに禁煙するかではなく、政府がいかに禁煙するか」をテーマに行われた討論會(huì)の內(nèi)容について、中國広播網(wǎng)が伝えた。

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中國は最近2年間で喫煙者が3億5000萬人から2億7000萬人へと激減したとの報(bào)告もある。しかし、たばこのブランド數(shù)は増加し、価格も上昇している。原因は、政府が各メーカーに対し価格やブランド數(shù)などではなく、生産総量の規(guī)制を行っているためで、メーカーが利益率の高い製品を製造し続けていることにある。

また、先進(jìn)國家ではたばこのブランド數(shù)は數(shù)種類に限られており、たばこに嗜好品以外の意味はない。しかし、中國では各ブランドにある種のステータスが付隨しており、たばこが嗜好品としてだけでなく、ステータスシンボルとしてもてはやされている。過去には2000種以上あった中國のたばこのブランド數(shù)は、現(xiàn)在は155種にまで減っているが、上記の理由からこれをさらに減らすのは容易なことではなく、値段が高くなっても喫煙者がたばこを購入する原因にも挙げられている。

一方、稅収面から見ると、たばこの稅収は、過去には財(cái)政面で占める割合が非常に大きかった。しかし、その他の産業(yè)の発展によってその割合も年々減少傾向にあり、財(cái)政に対する影響も少なくなりつつある。

こうした狀況から、討論會(huì)では、より多くの喫煙者の健康や命を救うために必要なのは「政府の決斷」と提言した。（翻訳?編集/HA）