009年5月14日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、AP通信は13日、中國経済の低迷によって私営の中小企業(yè)が打撃を受けていると報(bào)じた。中國は各銀行の融資枠を広げるなど景気刺激政策をとっているが、そのほとんどが國有企業(yè)に流れ、私営企業(yè)はその恩恵を受けていないという。

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同記事によると、中國政府の大規(guī)模な景気刺激政策のただ中にあって、かつて中國の経済成長をけん引し、大量の雇用をつくり出してきた私営企業(yè)が冷や水を浴びせられている。政府が経済活性化のため用意した資金4兆元（約55兆8800億円）の多くは道路などのインフラ投資で、國有建設(shè)企業(yè)を潤しただけだ、と同記事は指摘する。現(xiàn)在、倒産した私営企業(yè)數(shù)や私営企業(yè)によって解雇された労働者數(shù)などの統(tǒng)計(jì)はないが、4兆元の刺激策が奏功する陰で、資金援助を全く受けられない私営企業(yè)の問題が置き去りにされている、と同記事は指摘する。

地方政府幹部が國有企業(yè)ばかりに目を向けるなか、各銀行も、政府に目をかけられない私営企業(yè)に資金提供するのは得策ではないと判斷している、という。

同記事によると、今年3月に行われた融資全體の13％が私営企業(yè)に向けられたと中國メディアが報(bào)道したが、中國の國內(nèi)総生産の3分の2は私営企業(yè)が占めており、新しく創(chuàng)出した雇用も大部分が私営経済によるものだという。多くの私営企業(yè)が困難を極めている現(xiàn)在、國有企業(yè)は対照的に、景気刺激策によりすでに息を吹き返している。（翻訳?編集/津野尾）