2009年5月18日、中國國家統(tǒng)計局によると、改革開放以來の経済成長に伴って貧富の差を表すジニ係數(shù)が上昇していることが分かった。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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統(tǒng)計によると、78年には0．317だったジニ係數(shù)が06年には0．496にまで上昇した。ジニ係數(shù)とは社會における所得分配の不平等さを測る指標(biāo)で、係數(shù)の値がゼロに近いほど格差が少ない狀態(tài)を表す。社會の不安定が生じる警戒ラインは0．4とされているが、中國は00年からずっとこのラインを超えている。

これに対する専門家の意見は様々だ。都市と農(nóng)村の格差が激しい中國では國際的な基準(zhǔn)は當(dāng)てはまらないとする楽観的な意見がある一方、早急に効果的な措置を取らなければ貧富の差はますます拡大し続けるといった懸念を示す専門家もいる。

ジニ係數(shù)が最も低いのは浙江省で最も高いのは貴州省だ。浙江省には民営企業(yè)が多く中流層も厚いが、ジニ係數(shù)が高い貴州、甘粛、青海省などは民営企業(yè)が少ない。中國の著名な経済學(xué)者の周天勇（ジョウ?ティアンヨン）氏は「農(nóng)民に起業(yè)させ、民営の中小企業(yè)を増やすことで中流層も増えるはずだ」と指摘している。（翻訳?編集/NN）