2009年5月20日、韓國(guó)紙?韓國(guó)経済新聞は「中國(guó)ネット界では新型インフルエンザ感染者への“政治迫害”が行われている」と題し、中國(guó)のネット利用者がこぞって同感染者の個(gè)人情報(bào)暴露や誹謗中傷を行っている現(xiàn)狀を伝えた。環(huán)球時(shí)報(bào)の報(bào)道。

【その他の寫(xiě)真】

かつてSARS(重癥急性呼吸器癥候群。新型肺炎とも)で多數(shù)の死者を出した中國(guó)は、今回の新型インフルエンザについてかなり敏感になっているのは事実だ。しかし、海外で感染したことに気づかず帰國(guó)した同胞に対し、ネット上で繰り広げられている個(gè)人攻撃はあまりにも行きすぎだ。

現(xiàn)在のところ、中國(guó)國(guó)內(nèi)で感染者は5人とされているが、報(bào)道機(jī)関は彼らの姓のみを公開(kāi)しているにもかかわらず、ネット上では名前?年齢?學(xué)歴?帰國(guó)後の具體的行動(dòng)まで個(gè)人情報(bào)が追跡され、さらされている。さらに、「あいつは汚職官吏の息子さ。親の金で海外留學(xué)ができたんだ」「発熱しても當(dāng)局に報(bào)告せず、彼女とデートに耽っていたらしい。他人の迷惑なんて一切考えないんだな」「死んでくれよ」など中傷の言葉も並ぶ。

記事はこの現(xiàn)象について「背後に大きな問(wèn)題がある。それは“富裕層に対する”妬みだ」と分析する。感染者のうち3人は海外帰りの留學(xué)生だったが、「海外留學(xué)」は一般庶民には手が屆くべくもない夢(mèng)の話(huà)。そんな羨みの気持ちが感染者への個(gè)人攻撃を煽りたてている可能性があると記事は指摘している(翻訳?編集/愛(ài)玉)。