2009年5月21日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、英紙「デイリー?テレグラフ」は19日、「中國、東方で再び臺(tái)頭」と題する論説で、中國の南アジアにおける影響力が確実に増大していると指摘した。

【その他の寫真】

同紙によると、中國の南アジア地域における港灣およびパイプライン建設(shè)などの戦略的投資と、支援する各政府に対しての資金?軍事援助の効果が既に現(xiàn)れてきている。中國政府は07年からスリランカでハンバントタ（Hambantota）港の建設(shè)を開始しており、同港は2022年に完成する予定。これは、マヒンダ?ラージャパクサ政府の反政府勢(shì)力「タミル?イーラム解放のトラ（Tamil Tiger、LTTE）」に対する戦爭(zhēng)を支持することを外交的に表明するものだ、と同紙は指摘する。

中國政府は「同港建設(shè)は純粋な商業(yè)貿(mào)易行為」と釈明するが、「いったんスリランカ南部に中國が建設(shè)した港灣が完成すれば、中國政府の海軍基地として利用可能になる。インド洋における他のインフラ投資からも同様の狙いが見え隠れする」と同紙は指摘する。

中國はパキスタンとミャンマーにも港灣を建設(shè)中で、これは戦力増大を続ける中國海軍のために、中國領(lǐng)海外のインド洋にも展開可能な環(huán)境を作りだすことを意味すると同紙は指摘。英シンクタンク?チャッサムハウス（Chatham House）の主任研究員ケリー?ブラウン氏は、「中國のアジア覇権へのまい進(jìn)は、西ではインド、東では日本との衝突は避けられない」と分析している。（翻訳?編集/津野尾）