2009年5月25日、「蔡慎坤のブログ」は記事「北朝鮮の核実験問題、もはやあいまい外交は許されない」を発表した。

【その他の寫真】

25日、北朝鮮は核実験成功を発表した。23日には盧武鉉前韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)が自殺したばかり。同ブログは、盧武鉉前大統(tǒng)領(lǐng)といえば北朝鮮に大量の無償援助を提供した、いわば金正日総書記の恩人ではないかと指摘する。その後、李明博韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)、オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)の就任とともに北朝鮮との関係が薄れたため、注目をひくために核実験に踏み切ったと分析している。

暴挙に踏み切った金総書記だが、その実、日米韓を攻撃するような愚かな行為はしないだろうと同ブログは見ている。勇ましい公式発表は國(guó)內(nèi)向けのアピールであり、金総書記の統(tǒng)治継続を狙ったものに過ぎないという。

ただしこのまま北朝鮮の核保有を許せば大きな問題になると指摘している。すなわち、韓國(guó)、日本、さらにはベトナムやフィリピン、臺(tái)灣など近隣諸國(guó)に核武裝する正當(dāng)な理由と動(dòng)機(jī)を與えることになり、米國(guó)が制止したとしてもその動(dòng)きは止めることができないだろうと分析する。そして近隣諸國(guó)に核が分散すれば、最大の脅威を受けるのは中國(guó)。これを回避するためにはもはやあいまい外交は許されず、口頭だけの介入などではない真実の行動(dòng)が求められると提言している。（翻訳?編集/KT）

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。