2009年5月25日付の中國(guó)僑ネットによると、オーストラリア在住の中國(guó)人は同國(guó)の自動(dòng)車運(yùn)転免許の発行基準(zhǔn)が厳しすぎることに大きな不満を抱いている。この基準(zhǔn)をかいくぐろうとして虛偽の內(nèi)容を申告する人が、中國(guó)系申請(qǐng)者の6割に達(dá)しているほどだ。21日、豪?華字紙「新快報(bào)」が報(bào)じた。

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オーストラリアでは07年から交通事故の抑止策として、免許の規(guī)定を大幅に厳しくし、仮免許の申請(qǐng)には12か月間で120時(shí)間以上の運(yùn)転経験が必要となっている。虛偽の報(bào)告が発覚すると多額の罰金が科せられるほか、試験も受けられなくなるが、現(xiàn)地に住む移民の間では「120時(shí)間という制約は厳しすぎる」と、虛偽の報(bào)告が“周知の事実”となっている。

ある中國(guó)系の男性は生活のため仕事に忙しく、120時(shí)間の訓(xùn)練期間を満たすことは現(xiàn)実的ではないと漏らす。毎朝5時(shí)半には起き、仕事場(chǎng)の中國(guó)料理店で7時(shí)から午後5時(shí)まで働いている。バスに乗り、帰宅するのは午後6時(shí)半。運(yùn)転の練習(xí)ができるのは日曜だけで、3か月経っても練習(xí)時(shí)間は60時(shí)間にも満たず、やむを得ず虛偽の申請(qǐng)をしてしまったという。

ある教官は、120時(shí)間という規(guī)定により交通事故が大幅に減ったと指摘、いい加減な気持ちで自動(dòng)車を運(yùn)転すべきではなく、自分の運(yùn)転が人命を危険にさらす可能性があることを忘れてはならないと話す。しかし、中國(guó)系住民の6割が虛偽の報(bào)告を行っていると、実情を嘆いている。（翻訳?編集/岡田）