2009年5月25日、広東省東莞市で債務(wù)取り立てに追われた外國(guó)人ビジネスマンが自らを傷つけ血まみれになる事件が起きた。26日、南方都市報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

事件を起こしたのは米國(guó)人のポールさん。浙江省溫州市の企業(yè)から輸出用の靴を仕入れたが、代金120萬(wàn)元（約1670萬(wàn)円）あまりが支払い不能となった。問(wèn)題は裁判に持ち込まれることになったが、企業(yè)はポールさんが逃亡することを恐れ、探偵を雇い24時(shí)間態(tài)勢(shì)で監(jiān)視している。

同じホテルに泊まっているばかりか、ポールさんがタクシーに乗り込もうとしたところ、同じ車に乗り込もうとするほどだったという。その場(chǎng)は警官の取りなしで事なきを得たものの、ポールさんが乗ったタクシーを車で追跡した。探偵はタクシー運(yùn)転手から攜帯番號(hào)を聞き出し、また追跡できる程度の速度で走れと命じていた。事件が起きたのはその時(shí)だった。タクシー運(yùn)転手の証言によると、追跡にいらだったポールさんはナイフとフォークを取り出し自分の腕を傷つけたという。

ポールさんは探偵の監(jiān)視は自由を制限するものと批判、発狂しそうだったと話した。また靴を購(gòu)入したのは臺(tái)灣人の前妻であり、ポールさん自身はマネージャーに過(guò)ぎなかったと責(zé)任を否定している。広東賦誠(chéng)律師事務(wù)所の張?jiān)o（ジャン?ユエンロン）弁護(hù)士は、たんなる監(jiān)視だけならば自由の制限にはあたらず、また債務(wù)関係がある以上、裁判所に連れて行くことも自由の制限にはあたらないと指摘した。一般的に自由の制限と見(jiàn)なされるのは24時(shí)間以上の違法な監(jiān)禁か、または暴力をふるって監(jiān)禁した場(chǎng)合だけと話している。（翻訳?編集/KT）