2009年5月27日、中國(guó)新聞社によると、広東省沿岸の汚染が深刻になっている。省海洋?漁業(yè)局が26日に公表した海洋環(huán)境品質(zhì)官報(bào)によれば、同省沿岸部の汚染海域は2008年に1萬(wàn)620平方キロメートルとなり、07年と比べて1310平方キロメートル拡大した。

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広東省海洋?漁業(yè)局の李珠江（リー?ジュージアン）局長(zhǎng)によると、珠江河口は広東省の中で最も汚染が深刻な海域で、富栄養(yǎng)化も顕著だという。過(guò)去6年間の観測(cè)では、珠江から海水域へ流れ出る汚染物質(zhì)は年200萬(wàn)トン以上という狀態(tài)が続いており、広州市、東莞市、中山市の沿岸部がいずれもきわめて深刻な汚染となっているほか、深セン市西部や珠海市沿岸の一部も汚染が甚大になっているという。

李局長(zhǎng)は、同海域の汚染が長(zhǎng)期にわたって改善されなければ、今後の経済成長(zhǎng)に悪影響を及ぼすのは必至だとし、汚染により壊滅的な被害を受けた渤海灣の二の舞になりかねないと指摘した。ただし、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)では広東省の主要な養(yǎng)殖海域や海水浴場(chǎng)などの水質(zhì)は比較的良好で、一部の貝類(lèi)を除き基準(zhǔn)値を上まわる汚染は報(bào)告されておらず、大部分の海産物は安全だという。（翻訳?編集/岡田）