2009年5月26日、臺(tái)灣を観光していた中國(guó)本土のツアー客が臺(tái)北市內(nèi)の軍事施設(shè)を無斷で寫真撮影したとして逮捕された事件で、中國(guó)の國(guó)務(wù)院臺(tái)灣事務(wù)弁公室（國(guó)臺(tái)弁）の楊毅（ヤン?イー）報(bào)道官は「成り行きを注視していく」と述べた。27日付で新京報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

楊報(bào)道官は「すでに臺(tái)灣當(dāng)局を通じて事情は把握している。今後も事件の成り行きを注視していきたい」と語った。事件は25日、臺(tái)北市內(nèi)を観光中の本土客、馬中飛（マー?ジョンフェイ）さんが軍事施設(shè)に無斷で侵入し、寫真撮影をしていたとして逮捕されたもの。馬さんは翌26日、午前中に現(xiàn)場(chǎng)検証を終えた後、午後には釈放され、広州に戻った。

馬さんは帰國(guó)後、新京報(bào)のインタビューに応え、「現(xiàn)場(chǎng)には立ち入り禁止の看板などはなかった」と話している。馬さんによれば、9人のツアーで臺(tái)灣を訪れたが、逮捕當(dāng)日は友人の墓參りをするため単獨(dú)行動(dòng)をとっていた。逮捕現(xiàn)場(chǎng)となった臺(tái)灣國(guó)防部（?。╅v連の人材育成センターへは、守衛(wèi)に許可を取って正門から入ったという。

「偶然通りかかって好奇心を持った。臺(tái)灣は徴兵制なのになぜ兵士を募集しているのか」と思ったことがきっかけで、守衛(wèi)には寫真撮影も「公共の場(chǎng)所だから構(gòu)わない」と言われた。だがその後、人が出入りしている奧の入口を入っていったところ、逮捕?連行された。カメラも沒収され、観光中に撮った寫真は全て破棄されてしまったという。（翻訳?編集/NN）