2009年5月29日、中國財(cái)政部の張少春副部長(zhǎng)は27日に開かれた中央政府の內(nèi)需拡大策の実施狀況に関する記者會(huì)見で、政府が08年11月に発表した4兆元（約57兆円）規(guī)模の景気刺激策のうち、中央政府が負(fù)擔(dān)する1兆1800億元（約16兆7000億円）の公共投資資金について、09年內(nèi)に4875億元、2010年內(nèi)に5885億元を使用することを明らかにした。殘る1040億元は08年中にすでに投じた。28日付東方早報(bào)が伝えた。

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張副部長(zhǎng)によると、09年に入ってから4月末までの中央による投入額は2884億元で、すでに通年予算の約6割にのぼる。08年內(nèi)に投じた分も含めると、1兆1800億元に占める割合は約3分の1。世界金融危機(jī)に対抗するための內(nèi)需拡大策が始動(dòng)してからの半年間で、中央政府が猛烈な勢(shì)いでインフラ建設(shè)などの公共投資を推進(jìn)してきたことが分かる。

ただ、2010年內(nèi)に投じる予定の5885億元は09年分を1000億元も上回る額で、合わせて4兆元を?qū)g現(xiàn)させるためには地方債権や企業(yè)からの資金調(diào)達(dá)も必要となる。その間、財(cái)政赤字は膨らむこととなり、公共投資が息切れしてしまう可能性も否定できない。（翻訳?編集/WT）