2009年5月31日、中國(guó)経済網(wǎng)によると、中國(guó)の喫煙人口は3．5億人で全世界の喫煙人口の3分の1を占め、受動(dòng)喫煙人口も5．4億人に上ることがわかった。中國(guó)の15歳以上の男性の60％に喫煙の習(xí)慣があるという。

【その他の寫真】

同記事によると、全世界で、毎年500萬(wàn)人近くがたばこによって命を落としており、エイズ、結(jié)核、交通事故、自殺を合わせた死亡人數(shù)よりも多い。そのうち120萬(wàn)人は中國(guó)人だ。

喫煙の低年齢化も問(wèn)題となっている。84年には22歳だった男性の平均喫煙開始年齢は02年には18歳に、女性も25歳から20歳になったとの調(diào)査結(jié)果もある。少數(shù)民族にいたっては10歳以下との結(jié)果が出た。また、別の調(diào)査によると、男子大學(xué)生の46％、男子高校生の45％、男子中學(xué)生の34％が喫煙しているという。

中國(guó)は05年にWHOの「たばこ規(guī)制枠組み條約」を批準(zhǔn)しており、2011年から中國(guó)全土の公共性施設(shè)と交通機(jī)関での全面禁煙が実施されることになるが、禁煙の遵守は難しいと見(jiàn)られている。まずは未成年が何の妨げもなくたばこを購(gòu)入できる環(huán)境の改善、たばこ稅の導(dǎo)入による価格の引き上げなどにより、未成年者の喫煙を抑制することが急務(wù)との聲が上がっている。（翻訳?編集/津野尾）