2009年5月25日、「人民論壇網(wǎng)」によると、近年、中國各地で風(fēng)水を取り入れる公共建築が増加しているという。公共建築に「出世」「蓄財」という自己実現(xiàn)への願いを投影する地方官吏の存在が浮かび上がった。31日付で中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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公共建築事業(yè)は、地方官吏の権力と財力への渇望を投影する絶好の対象となっている。同記事は、多くの公共建築事業(yè)において、「官吏の意思によってすべて決定される」現(xiàn)狀を指摘、風(fēng)水を取り入れる最大の動機(jī)は「官吏らの出世と金銭への執(zhí)著」であり、「彼らは風(fēng)水の最大の効果は自分の出世と蓄財だと考えている」と斷言する。官吏の個人的思惑によって、風(fēng)水で最も縁起の良い場所に、公共建築が次々と出現(xiàn)しているという。

同記事は、公共建築における風(fēng)水の隆盛の原因は「すでに出世の望みもなく、不正蓄財をする「度量」もなく、正しいことを求めて人民に尊敬されるという自信も、心と力を盡くして人民のために働くという崇高な動機(jī)も失った」多くの官吏たちにあると分析した。風(fēng)水の専門家たちも、自分の使命と精神的拠り所を喪失した官吏たちに乗じて、その影響力を強(qiáng)めている。（翻訳?編集/津野尾）