2009年6月4日、シンガポール?ナンヤン工科大學(xué)の國際問題研究院のウエブサイトは2日付で、「中國は國際軍事ビジネス市場での重要な役割を復(fù)活できるか？」と題した記事を掲載し、世界第5位ともいわれる中國の軍事ビジネスの地位が実は非常に危ういものだと論じた。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

アメリカ議會(huì)図書館の議會(huì)調(diào)査局が公表したデータによると、中國が07年に締結(jié)した武器輸出契約額は38億ドルで、過去10年で最高額を記録した。中國は現(xiàn)在世界第5位の武器輸出國に數(shù)えられており、発展途上國向けの輸出だけに限れば世界3位だという。

しかし、記事では「國際軍事ビジネス市場での中國の地位は非常に脆弱（ぜいじゃく）である」と指摘する。その理由としてまず、武器輸出先がパキスタンなど一部の國に限定されていることを挙げている。次に、輸出される武器が最先端のものではなく、また輸出先のほとんどが貧困國家であると指摘。さらに、中國の武器輸出は政治目的やエネルギー確保のために行われることが多く、「割引価格」での取引がほとんどを占めているという。

最後に記事は、「中國が武器輸出國として現(xiàn)在の地位を保つためには競爭力のある商品を提供する必要がある」とした?，F(xiàn)在、中國から武器を輸入している國々は機(jī)能面からではなく、経済的理由でやむを得ず安価な武器を購入しているケースがほとんどで、歐米各國と対等に渡り合えるようになるまでにはまだかなりの時(shí)間が必要との見方を示している。（翻訳?編集/HA）