2009年6月4日、ニュージーランドの華字紙「中文先駆報(bào)」は、日本は1998年以降、11年連続で年間の自殺者が3萬人を上まわる「自殺大國(guó)」になっていると報(bào)じた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

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警察庁が公表した2008年の日本の自殺者數(shù)は3萬2249人。自殺者が最も多い年齢層は50代で、6363人と全體の19．7％を占めた。また、30代は4850人（15．0％）と、統(tǒng)計(jì)の殘る1978年以來最多となった。08年は生活苦や失業(yè)を理由とした自殺が大幅に増加した。

自殺に歯止めがかからない背景には、昨今の金融危機(jī)の影響が大きいと見られ、実際に08年の月別の自殺者數(shù)では、金融危機(jī)が深刻化した10月が突出していた。自殺が急増した1998年當(dāng)時(shí)も、前年に山一證券や北海道拓殖銀行が破たんするなど不況の影響で、自殺者が前年より約8000人も増加している。

08年の統(tǒng)計(jì)によると、自殺の原因?動(dòng)機(jī)で最も多かったのは「うつ病」で、「身體の病気」「多重債務(wù)」「その他の負(fù)債」と続くが、ある専門家は、日本に自殺者が多いのは文化的な背景もあると指摘している。キリスト教文化圏では自殺は罪悪であり、責(zé)任を回避する愚かな行為だと考えられているが、日本では自殺は一種の贖罪行為と見られており、これも自殺に歯止めがかからない原因ではないかとしている。（翻訳?編集/岡田）