2009年6月5日、農(nóng)林水産省がこのほど発表した輸入検査実績（速報値）によると、中國産野菜の輸入が今年3月、06年8月以來2年7か月ぶりに前年同月比で増加に転じたことが明らかになった。日本の華字紙?中文導(dǎo)報が伝えた。

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同省の発表によると、中國産野菜の3月の輸入検査実績は前年同期比10％増の2萬7867トン、4月は同5％増の3萬910トンと2か月連続で増加した。

中國産野菜の輸入は、厚生労働省が食品に対する農(nóng)薬の殘留基準(zhǔn)を定めた「ポジティブリスト制」を06年5月に導(dǎo)入して以來、減少が続いていた。特に08年1月に発生した「毒ギョーザ事件」以降は落ち込みが顕著になり、同年2月の中國産野菜の輸入実績は前年同期比33．0％減、穀物類は同39．4％減、肉?魚介類は同30％減と大きく減少した。

しかし、ここに來て増加に転じた理由として、1）経済危機(jī)の影響で企業(yè)だけでなく消費(fèi)者にも安価な商品へのニーズが高まっている、2）中國側(cè)の食品に対する農(nóng)薬管理やトレーサビリティー（生産流通履歴の追跡可能性）が強(qiáng)化された、3）中國野菜に対する負(fù)のイメージが和らいだ、などが挙げられている。（翻訳?編集/HA）