2009年6月5日、環(huán)球時報によると、英紙デイリー?テレグラフは1日「中國の教育バブルは弾けたか？」と題した記事を掲載し、ここ數(shù)年平均30％の割合で増加してきた中國の大學(xué)受験生が減少を始め、教育バブルが弾けつつある狀況を紹介した。

【その他の寫真】

今年は6月6日から開始される中國の大學(xué)受験（中國での呼稱は「高考」）。経済の発展や政府の後押しなどもあり、受験者數(shù)は02年の530萬人から08年には1050萬人へと毎年平均約30％の割合で増加してきた。ところが今年は様子が一変し、08年より約40萬人減少する見通しとなっている。

原因は、大學(xué)進(jìn)學(xué)適齢人口の減少以外に、大學(xué)を卒業(yè)しても有利な就職口が見つからないことが大きな要因と見られている。大學(xué)に進(jìn)學(xué)すると、4年間の大學(xué)生活で1人あたり約2萬?3萬元（約28萬?42萬円）の學(xué)費?生活費がかかり、この不利な「賭け」をしない高校卒業(yè)生が増えているという。

一方、大學(xué)側(cè)も、學(xué)生受け入れ増による増収を當(dāng)てにして校舎を新設(shè)したり、講座を増やして教師を増員するなど、受け入れ體制の確保に邁進(jìn)してきた。しかし結(jié)果的には、多くの大學(xué)が巨額の負(fù)債を抱え込んでしまい、にっちもさっちも行かない狀況に追い込まれている。

大學(xué)進(jìn)學(xué)適齢人口の減少などさまざまな要因により、受験者數(shù)は來年以降も減少するとみられており、學(xué)生と大學(xué)両者の目論見が崩れ去った今、教育バブルは本當(dāng)に弾けてしまったかに注目が集まっている。（翻訳?編集/HA）