2009年6月5日、北海道を舞臺(tái)の一部とした中國のラブコメディ映畫「誠実なおつき合いができる方のみ（原題：非誠勿擾）」のヒットにより、釧路市の阿寒湖溫泉を訪れる中國人観光客が今年に入って急増したという。日本の華字紙?中文導(dǎo)報(bào)が伝えた。

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今年1?4月、阿寒湖溫泉に宿泊した中國人観光客は2007人。146人だった昨年同期の14倍と急増している。阿寒湖は、中國で大ヒットした「誠実なおつき合いができる方のみ」のロケ地の一つ。同溫泉などロケ地となった道東の各地では、今後も中國人観光客が増えるとみられている。

同作は今年の舊正月に中國で公開された。映畫の大ヒットを受けて、今年1?2月、日本政府観光局（JNTO）北京事務(wù)所などは、中國メディアを道東取材に招待し、また中國でも一般市民を?qū)澫螭趣筏勘焙５烙Q光説明會(huì)を積極的に開いた。中國人観光客の急増は、同映畫とこうした誘致活動(dòng)の相乗効果の表れとみられる。

07年に北海道を訪れた外國人観光客は、臺(tái)灣が約4割と圧倒的に多く、中國は4％にも満たない。中國は今後増大が見込める數(shù)少ない市場の一つ。そのため、中國人観光客を取り込もうと、全國各地の自治體が誘致合戦を繰り広げている。（翻訳?編集/SN）