ヤミで出回るカンニング器材……大學受験戦爭の苛烈さ反映―中國

Record China    2009年6月8日(月) 18時5分

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7日、中國の大學入學者選考のための全國統(tǒng)一試験「全國普通高等學校招生入學考試(高考)」が行われた。試験會場では不正行為が後を絶たないが、市場ではカンニング行為を行うための無線通信器材が販売されており、売れ行きが好調だという。

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2009年6月7日、中國の大學入學者選考のための全國統(tǒng)一試験「全國普通高等學校招生入學考試(高考)」が行われた。今なお學歴を重視する中國社會のこと、受験生らは「人生の一大事」とばかりに必死だ。時にその必死さは不正行為となって現(xiàn)れることもある。新華社の報道。

その他の寫真

江西省南昌市のある電気街には、カンニング行為を行うための無線通信器材が販売されているという。記者が受験生を裝って聞き込みを行ったところ、多くの業(yè)者が「そんな商売があると聞いたことはあるけれど…」と言葉を濁した。そんな中1軒だけ、「器材を販売している」と認めた業(yè)者があった。しかし、記者の身分を訝っているのか、「今、品切れ中なんだ」と、肝心の商品を見せようとしない。試験実施のこの時期、電気街では私服警察のパトロールがかなり強化されているという。

後日、ある業(yè)者が記者に問題の製品リストを公開した。ペンや消しゴム、腕時計に仕込まれた無線通信機器などがズラリ。製品一式は1000元(約1萬4000円)程度の価格設定になっている。小型イヤホン、財布大の受信器と発信器で構成されており、受験會場の外から業(yè)者が試験問題の解答を教える仕組みとなっているようだ。売行きは好調で値下げ交渉には応じず、予約なしでは入手できないという。中國では毎年、かなり多數(shù)の不正行為が発覚しており、カンニングの撲滅には至っていない狀況だ。(翻訳?編集/愛玉)

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