2009年6月9日、8日付太平洋汽車網(wǎng)によれば、米投資銀行JPモルガンのキョウ（かんむり部分が「龍」、つくりが「共」）方雄?中國(guó)首席エコノミストはこのほど、中國(guó)は第3次自動(dòng)車購(gòu)入ブームに突入しており、自動(dòng)車産業(yè)の収益力に向上余地があるとの見方を示した。

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同エコノミストによれば、自動(dòng)車産業(yè)はそのすそ野の大きさからみても浮き沈みが短期間で変化しにくく、今回のブームも長(zhǎng)い間続くと予想できる。

中國(guó)の第1次自動(dòng)車ブームは90年代にあった。所得水準(zhǔn)が一定のレベルに達(dá)した広州、上海、北京、深センの4大都市で自動(dòng)車需要が爆発的に増えた。同4都市の當(dāng)時(shí)の人口は5000萬人足らずだったが、購(gòu)入ブームは2?3年続いた。第2次ブームは02年。省都もしくはそれに準(zhǔn)じる都市である「二級(jí)都市」に住む1億5000萬の消費(fèi)者に自動(dòng)車購(gòu)入熱が沸き起こった。そして今回の第3次ブームの主役は、地方の主要都市である「三級(jí)都市」。これら地域の平均年間所得は、自動(dòng)車などの耐久消費(fèi)財(cái)の購(gòu)買層になると考えられている3000米ドル（約29萬円）以上に達(dá)しており、自動(dòng)車を購(gòu)入するだけの十分な消費(fèi)力を備えるようになった。

「三級(jí)都市」が第3次ブームの火付け役になるとの根拠は、GDP（域內(nèi)総生産）データからもみてとれる。先に発達(dá)した東沿海部の足元のGDP成長(zhǎng)率が頭打ちとなって全國(guó)平均を下回る一方で、內(nèi)陸の「三級(jí)都市」のGDP成長(zhǎng)は10％以上の強(qiáng)い伸びを示している。內(nèi)陸部は外需に頼らない內(nèi)需主導(dǎo)型の経済體系を確立しており、金融危機(jī)の影響をほとんど受けずに消費(fèi)者の所得向上が続いている。（翻訳?編集/東亜通信）