2009年6月9日、「靜競(jìng)先生」を名乗る中國(guó)人作者のブログが話題になっている。ポータルサイト「鳳凰網(wǎng)」に「可愛(ài)的中國(guó)」というブログを開(kāi)いている男性は、現(xiàn)代の愛(ài)國(guó)青年についての文章を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

「憤青」とは「憤怒青年（怒れる若者）」の略稱で、極端な民族主義や愛(ài)國(guó)主義を叫ぶ20代から30代の若者を指す。その多くが大學(xué)生で、現(xiàn)代ではインターネット上で自身の意見(jiàn)を発表することが多い。作者は「憤青の若者は濃い色の眼鏡をかけているのと同じ」と話す。彼らは「レンズの色があまりにも濃くて前が見(jiàn)えなくなっている」というのだ。さらに「彼らは濃い色のレンズのせいで、なにか問(wèn)題が発生したときに偏ったものの見(jiàn)方をし、誤った判斷を下してしまう」と指摘する。

同時(shí)に「黒いサングラスをかけていると相手は警戒する。むやみに敵を作ることになる」として、「怒れる若者」たちがネット上で連日繰りひろげている「過(guò)激な言葉の応酬と過(guò)激な行為」を厳しく非難。彼らの行為は國(guó)家間の関係悪化や外交問(wèn)題を引き起こす結(jié)果を招くことになり、むしろ「愛(ài)國(guó)」の妨げになると主張している?！笎?ài)國(guó)には理性が必要。愛(ài)國(guó)とは傲慢であってはならない。中國(guó)の怒れる若者よ、色眼鏡をはずして他人だけでなく自己も見(jiàn)つめなおせ」と呼びかけた作者は、文末に「インターネットは思想交流の場(chǎng)であり、罵り合いの場(chǎng)所ではありません。汚い言葉でネット環(huán)境を汚染しないよう注意してください」との聲明文を記している。（翻訳?編集/本郷）

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。