2009年6月10日、華字紙?新華僑報(bào)は「中國(guó)サッカーは謙虛な気持ちで日本に學(xué)ぶべきだ」と題した記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

國(guó)を挙げてエリートを養(yǎng)成するスポーツ界の中で、サッカーだけは卓球や飛び込みと違い、いつまでも一流の仲間入りができない中國(guó)。1990年代前半から飛躍的に成長(zhǎng)した日本とは、今や雲(yún)泥の差だ。94年のワールドカップ（W杯）向けにフランスが制作したパンフレットでは、白熱した試合の模様が掲載された日本と比べ、中國(guó)はなぜか濃紺の人民服を著た農(nóng)民が故宮の前でぼんやり立っている寫(xiě)真。記事は、「この扱いの差こそが両國(guó)の実力の差を如実に表している」と嘆く。

日本より1年遅れてプロサッカー選手が誕生した中國(guó)。だが、生活習(xí)慣から試合中のマナーまでプロ意識(shí)の強(qiáng)い日本選手と違い、あまりにも素養(yǎng)に欠けたプレーの多い中國(guó)選手たち。それなのに報(bào)酬は國(guó)民平均の100倍以上だ。また、日本は一貫してブラジルサッカーを手本としているのに対し、中國(guó)はブラジル、ドイツ、ユーゴスラビアとコロコロ変わる。記事は、それが中國(guó)をアジア11位の座にとどまらせる大きな原因だと指摘。強(qiáng)くなりたければ、同じアジアの日本という良い手本に學(xué)ぶべきだと訴えた。（翻訳?編集/NN）