2009年6月12日、レコードチャイナ?ライターによる個(gè)人ブログ「全人類の中國分析2」は、新型インフルエンザ対策について、中國は香港からその成熟した態(tài)度を?qū)Wぶべきだと提言した。

【その他の寫真】

以下は同ブログより。

■＜新型インフル＞香港全域で幼稚園?小學(xué)校2週間休校に―政府発表

記事によると、11日に香港で新型インフルエンザの集団感染が発生、感染源の特定ができないことから、12日、香港政府はすべての幼稚園と小學(xué)校?特殊學(xué)校などについて、休校措置をとったという。

3日から11日まで、出張と休暇を兼ねて香港に滯在していた私は、今回の集団感染をテレビの報(bào)道で知った。だから、今回の措置については予想はできた?！讣瘒飧腥兢胃腥驹搐囟à扦胜い閷W(xué)校を休校にする」これは非常に常識(shí)的で明快な判斷だと思う。

中國本土でもここ數(shù)日、急速に感染者が増えているという。中國本土で爆発的に感染者が増加する事態(tài)になれば、香港のような措置では、感染を抑制することは不可能だろう。その場(chǎng)合は難しい対応を迫られることになるが、中國政府に「常識(shí)的な判斷」ができるかどうかが鍵になると私は見ている。

常識(shí)的な判斷をするために欠かせないのは、「成熟」だ。成熟した人間とは、自分の欲望をコントロールでき、自分の弱點(diǎn)と向き合うことができ、他者を配慮できる人間だと私は考える。それは國家も同じだ。新型インフルエンザ対策において、中國政府がもし、情報(bào)を完全に公開せず、面子を重んじるあまりに他國の援助を求めることをしないならば、それは「中國は大人の國家ではない」という公言と見なされるだろう。

中國は自國のかかえている問題を認(rèn)めることを恐れないでほしい。弱さを認(rèn)めることは、敗北を意味しない。自分に自信ある者は、ありのままの自分をさらけ出すことができ、自信のない者は、本當(dāng)の自分を隠して強(qiáng)がってしまう。成熟した人間の自信は、誰かに愛され、受け入れられるという経験を重ねることによって、育まれると言われる。今の中國に本當(dāng)に必要なのは、近隣諸國からの尊敬ではなく、好意ではないだろうか。

日本が香港と共有できる常識(shí)的判斷についての基準(zhǔn)は、一朝一夕に生まれたものではないことを忘れてはならない。

■「全人類の中國分析2」は中國ニュースを材料に、情報(bào)を正しく解読することの大切さを伝える、あるレコードチャイナ?ライターのブログ。Livedoor Blogに掲載。