2009年6月19日、オーストラリアの中國語ポータルサイト?奧尺網(wǎng)によると、オーストラリア國立大學(xué)のアンドリュー?リー教授は同國での就職戦線には深刻な人種差別があることを解明した。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

リー教授が実施した調(diào)査は以下のとおり。

ブリスベン、シドニー、メルボルンで4000通もの虛偽の履歴書を會(huì)社に送付した。履歴書の名前は中國系、イタリア系、アボリジニー系、中東系などに分かれている。學(xué)歴はオーストラリアの高校卒業(yè)に統(tǒng)一されており、差別の実態(tài)を解き明かすことを目的としている。

その結(jié)果は驚くべきものだった。面接に行き著くまでに必要な履歴書の數(shù)は英國人系の名前を1とした場(chǎng)合、中國系ならば1．68、中東系ならば1．64、アボリジニー系ならば1．35、イタリア系ならば1．12通が必要になる。

1回目の面接から2回目の面接に進(jìn)める可能性も顕著な差が見られた。英國人系は35％が2回目の面接に進(jìn)めたのに対し、イタリア系は32％、アボリジニー系は26％、中東系は22％、中國系は21％という結(jié)果になった。

米國でも同様の調(diào)査が実施されたことがあり、アフリカ系の名前の場(chǎng)合には英語系の名前と比べ平均1．5倍もの履歴書を出さなければ面接にたどりつけないことが明らかとなっている。米國の調(diào)査結(jié)果とオーストラリアの結(jié)果を比較すると、後者の人種差別がより深いとも解釈できる。（翻訳?編集/KT）