Record China 2009年6月22日(月) 18時27分
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20日、中國の大學(xué)入試で出題された作文問題で、甲骨文字や青銅器銘文、篆刻文字などの古代文字を用いて書いた作文を提出した學(xué)生がいたことがわかった。寫真は1899年に発見された甲骨文字。
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2009年6月20日、大學(xué)入試が終わったばかりの中國四川省で、甲骨文字で作文を書いて提出した受験生がいたとの情報がネット上に流れ、話題になっている。成都晩報が伝えた。
【その他の寫真】
17日、「國學(xué)數(shù)典」フォーラムに「大學(xué)入試答案、四川省で甲骨文字作文が出現(xiàn)」というタイトルのスレッドが立った。作者は採點に関わった教師の1人とみられ、「解答用紙のなかに驚くべきものが見つかった」と記述。それは「古代文字で整然と書かれた作文だった」と打ち明けている。
この作文を見た教師たちの反応はまさに「呆然」。「古代文字で書くな」という入試規(guī)定はないため、採點者チームはこの800字あまりの作文を上層部の言語監(jiān)督チームに屆けたが、彼らの反応も「呆然」であった。作文に使われている文字は甲骨文字のほかに、青銅器銘文體、篆書體などの文字で、上層部は四川大學(xué)の古代文字研究の専門家に翻訳を依頼。現(xiàn)代漢字の簡體字に訳したのちに採點するという。このスレッドには短期間でコメントが集中し、全國のネットユーザーらから「史上最高にカッコいい答案」との稱號が贈られていた。
同紙記者は甲骨文字作文の有無を確かめるため各関係者を取材。採點現(xiàn)場ではその存在を認(rèn)めたが、四川大學(xué)や採點者チームの責(zé)任者、四川省大學(xué)入試センターの擔(dān)當(dāng)者は「何も話せない」としている。なお、同作文を提出した學(xué)生は作文の出來によっては破格合格となる可能性もあると中國メディアは伝えている。(翻訳?編集/本郷)
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