2009年6月22日、健康時報によると、醫(yī)師の診察に関する大規(guī)模な調(diào)査の結(jié)果、醫(yī)師が問診にかける時間は平均わずか19秒であることが分かった。19秒を超えるころになると、醫(yī)師はおもむろにカルテを書き始め、やがて処方箋を出すという。

【その他の寫真】

この「問診19秒」というニュースが広東省広州市の夕刊紙「羊城晩報」に掲載されると、「単に機械が処方箋を出すのと同じだ」など、人々の間で大きな反響を呼んでいる?！笖?shù)時間待っても診察はごく數(shù)分」という現(xiàn)狀に加え、今回の報道で醫(yī)師に対する批判的な見方が加熱している。

同省の大學(xué)病院の醫(yī)師によると、実はこのデータは07年に入手した海外のデータなのだが、「中國には同種の統(tǒng)計データは存在しないものの、おそらく國內(nèi)でも似たような狀況のはずだ」と指摘している。

また、問診が19秒で済まされるとしても、醫(yī)師は限られた時間の中で患者の病狀の把握に努めており、たとえ長時間を費やしても、患者の主観的な言動が原因で診察がかえって不適切なものになる場合もあり得ると、醫(yī)師は話している。

しかし、問診は醫(yī)師と患者の信頼関係を築くコミュニケーションの場。ごく短い診察が終わると同時に機械的に「はい、次の方」では、患者が不満に思うのも當(dāng)然だと記事は指摘している。（翻訳?編集/岡田）