2009年6月22日、四川省威遠(yuǎn)県を流れる威遠(yuǎn)河と上流の清渓河で、20日午後から21日朝にかけ、養(yǎng)殖していた魚100萬匹余りが死んでいたことが分かった。養(yǎng)殖業(yè)者は上流の陶磁器製造會社による水質(zhì)汚染が原因とみているが、同社では汚水排出基準(zhǔn)は満たしていたと主張している。華西都市報が伝えた。

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6月20日午前11時過ぎ、河川の水が不足していたため、地元政府の擔(dān)當(dāng)部門が近くのダムの水を放出した。するとまもなく河川から鼻をつくような刺激臭がし、10カ所あったいけすの中で、魚がピチピチと跳ねだしたという。その午後から翌日早朝にかけて、魚の大量死が発見された。被害は100萬元（約1390萬円）に上る見通しという。

漁業(yè)関係者が不審に思い調(diào)べを進(jìn)めると、上流の陶磁器會社の付近にあったいけすでは被害が出ていなかった。そのため、この會社が大量の有害な汚水を流していたのではないかとの見方が広がっている。

しかし同社は地元メディアの取材に対し、汚水を流していたことは認(rèn)めたものの、いずれも排出基準(zhǔn)を満たしており、「魚の大量死とは関係ない」と反発している。

威遠(yuǎn)県環(huán)境保護(hù)局の呉友成副局長によると、當(dāng)局はすでに関係者を現(xiàn)場に派遣し、水質(zhì)調(diào)査を行っている。（翻訳?編集/東亜通信）