2009年6月23日、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本政治センター特約研究員の王沖（ワン?チョン）氏は「日本の國(guó)際イメージはなぜ中國(guó)よりはるかに良いのか？」と題した記事を自身のブログに掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

世界144か國(guó)?地域の政治の安定性や治安などを分析した「世界平和度指數(shù)」の2009年度版で、日本はアジアトップの7位、中國(guó)は74位と大きく差がついた。中國(guó)のネット掲示板ではこれを不服とする書(shū)き込みが殺到?！肝鱾?cè)諸國(guó)の陰謀」「あんなもので何が分かるのか？」などの反論が多く寄せられた。だが、王氏はどんなイメージ調(diào)査でも日本は必ず上位に入ると指摘、「歴史的な恨みが邪魔をして日本の真の姿を見(jiàn)ようとしていない」と一喝した。

國(guó)內(nèi)総生産（GDP）で年內(nèi)にも日本を追い抜く勢(shì)いの中國(guó)。王氏はかつて中國(guó)を侵略し民族に多大な苦痛を與えた日本の方が中國(guó)よりイメージがかなり良いことは「我々への深刻な警告だ」と指摘する。海外旅行先での日本人の禮儀正しさは各國(guó)で定評(píng)があるが、中國(guó)人は正反対。王氏はローマの観光地で「並んで」「大聲を出さないで」「ゴミを散らかさないで」と呼び掛けるアナウンスが中國(guó)語(yǔ)でしか流れなかったことに著目した。

王氏自身も當(dāng)初は「中國(guó)人への侮辱」とまで感じたが、「良く考えてみると言われるほどのことはある」と痛感。その上で、「我々がやるべきことは調(diào)査結(jié)果に文句をつけることではなく、日本との違いをきちんと把握した上で、それを克服することだ」と訴えた。（翻訳?編集/NN）

●王沖（ワン?チョン）

中國(guó)社會(huì)科學(xué)院日本政治センター特約研究員。ジャーナリスト。過(guò)去に中國(guó)青年報(bào)の記者を務(wù)め、中國(guó)で初めてオバマ氏の取材に成功した記者でもある。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。