Record China 2009年6月25日(木) 21時(shí)45分
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24日、中國と臺(tái)灣で最近活発になっている、簡體字と繁體字の「字體論爭」。こうした中、ある香港誌が「日本の漢字改革成功例を見習(xí)うべきだ」との趣旨の記事を掲載した。寫真は簡體字(左)と繁體字(右)の対照表記。
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2009年6月24日、中國と臺(tái)灣で最近活発になっている、簡體字と繁體字の「漢字字體論爭」。こうした中、香港誌?亜洲週刊は「日本の漢字は、中臺(tái)両岸の字體論爭を鏡として映し出している」との記事を掲載した。中國新聞社が伝えた。(編集部注:現(xiàn)在の中國本土では漢字の簡略字體である「簡體字」、臺(tái)灣では伝統(tǒng)的な字體の「繁體字」を採用している)
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簡體字を使う中國で「繁體字復(fù)活論」の討議が行われたり、繁體字を使う臺(tái)灣の一部學(xué)校で「簡體字習(xí)得」が必修になって議論を呼んだり、両岸の「字體論爭」は今年に入って活発になっている。また、臺(tái)灣の馬英九総統(tǒng)が今月19日、「中國はもっと繁體字を使用してほしい」と異例の提案を行うなど、「字體論爭」は話題に事欠かない。
そんな中、記事では日本の「漢字ブーム」を紹介。目下の日本では、漢検協(xié)會(huì)前理事長らの不祥事が起きた「漢字検定」が社會(huì)現(xiàn)象化したり、「漢字」を扱った本がベストセラーになったり、麻生首相の漢字の読み間違いがニュースとして大きく取り上げられたりしているとした。また、同じく漢検協(xié)會(huì)が毎年12月12日の「漢字の日」に発表する、その年の世相を漢字1字で表現(xiàn)する「今年の漢字」が話題になるなど、「漢字」がいろいろな面から注目を集めている。日本の漢字発展の歴史は決して平坦ではなく、歴史的にさまざまな制限を受けつつも、簡略化した漢字と昔のままの漢字(舊字體)をうまくミックスし、今日のブームを迎えている、としている。
さらに記事は中臺(tái)両岸の漢字発展の歴史などに觸れた後、「日本の成功は漢字改革のお手本。これは中國と臺(tái)灣が互いに固定観念から抜け出せず、互いが採用する字體で(漢字文化を)補(bǔ)い合い、共存できないのはなぜなのか?との反省を、世界中の中國人に対して促す」とし、「漢字は民族の魂の偉大な根幹である。これらを無視する、あるいはこれらに対する怠慢は許されない」と結(jié)んでいる。(翻訳?編集/HA)
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