少し大げさすぎないか?中國メディアの「アジア最大の鉄鉱石鉱床発見」報道―豪紙

Record China    2009年6月28日(日) 21時50分

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25日、オーストラリア紙は遼寧省本渓市で発見されたアジア最大規(guī)模の鉄鋼石の鉱床発見に沸く中國メディアの報道に異論を唱えた。寫真は海南省の鉱山。

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2009年6月25日、オーストラリア紙「シドニー?モーニング?ヘラルド」は、「中國の新鉄鉱石鉱床の発見報道には驚かされた」との記事を掲載し、遼寧省本渓市で発見されたアジア最大規(guī)模の鉄鋼石の鉱床発見に沸く中國メディアの報道に異論を唱えた。26日付で環(huán)球時報が伝えた。

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中國メディアは、遼寧省本渓市で先ごろ発見された、確認(rèn)埋蔵量だけでも30億トンに及ぶアジア最大の鉄鉱石鉱床のニュースを興奮気味に伝えた。この鉱床発見で、鉄鉱石の輸入依存度が50%以上に達している中國は今後、オーストラリアの鉱山からの輸入に頼らなくても済むようになるというのがその理由だ。

しかし記事は、「中國メディアの報道は重要な事実を無視している」と指摘する。遼寧省本渓市の鉱床では、鉄鉱石は地下1.2?1.8kmで発見されており、しかも品質(zhì)があまりよくない。これに比べ、オーストラリアのピルバラ鉱山では露天掘りが可能で、品質(zhì)も非常に高い。採掘の困難さやコスト面から考えて勝負(fù)にならないだけでなく、採掘が開始されるまでにはまだ相當(dāng)時間がかかると見られており、現(xiàn)段階で大喜びするのは早計というわけだ。

以上の理由から記事は、「中國は大鉱山の発見にもかかわらず、鉄鉱石の輸入価格交渉ではオーストラリア側(cè)の條件を飲まざるを得ないだろう」と推測している。(翻訳?編集/HA)

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