2009年6月、レコードチャイナのライターによる個(gè)人ブログ「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は、上海のマンション倒壊事故に新事実が発覚したことを伝えた。マンション本體が完成した後に地下駐車場(chǎng)を建設(shè)していたことがわかったという。

【その他の寫真】

以下は同ブログから。

上海のマンション倒壊事故、続報(bào)をお伝えします。同事件は中國(guó)でも大きな注目を集めており、メディアの報(bào)道が続いていますが、気になる新事実が明らかとなりました。なんと倒壊したマンションの周囲で地下駐車場(chǎng)が建設(shè)中だったとのこと。専門家は上物を作ってから地下を掘るのは手順として間違っていると指摘しています。

29日付西安晩報(bào)は、マンション倒壊事故の原因として三つの可能性をあげています。第一に基礎(chǔ)の手抜き工事。事故現(xiàn)場(chǎng)の寫真を見ると根元からぽっきりと折れる異常な倒れ方をしています。また基礎(chǔ)のセメントにはハチの巣のような空洞があり、さらにむきだしになった鉄筋の數(shù)も決して多くはないと指摘されています。また28日付捜房網(wǎng)は鉄筋が錆びていたと伝えています。ただし施工會(huì)社?上海梅都房地産開発有限公司がこれまでに手がけた住宅には品質(zhì)問題は確認(rèn)されていないそうです。

第二の可能性が地盤の沈下。マンション倒壊の前日には付近にあったコンクリート製の堤防が數(shù)メートルもずれるという「予兆」がありました。堤防のずれもマンションの倒壊も建設(shè)現(xiàn)場(chǎng)に積まれた大量の土砂の影響で地面が不均等に沈下したためとの見方があるようです。

そして新たに明らかになったのが地下駐車場(chǎng)の問題。なんと倒壊したマンションの付近で地下駐車場(chǎng)が建設(shè)中であったことが判明しました。深さは4?5メートル、大きさはバスケットボールコート2面分だそうです。専門家はまず地下の工事を終えてから上物を作るのが一般的な手順であり、マンション完成後に地下を掘るのは複雑な構(gòu)造計(jì)算が必要になると指摘しています。

正式な調(diào)査結(jié)果が発表されるまでははっきりとした原因はわかりませんが、いずれにせよ人為的なミス以外考えられないということのようです。特に気になるのが地下駐車場(chǎng)の問題。本格的なマイカー時(shí)代を迎えた中國(guó)では駐車場(chǎng)の確保が大きな課題で、マンションの敷地に勝手に地下駐車を作るケースも多発しています。これらのマンションの安全性も大きな課題となりそうです。

またネット掲示板の書き込みによると、倒壊現(xiàn)場(chǎng)付近の同型マンション3棟も肉眼で確認(rèn)できるほど傾斜しているそうです?！袱猡Δ工暗工欷毪韦扦悉胜い工炔话惨暏工肼暏猡ⅳ盲皮い蓼?。（筆者：chinanews）

■「21世紀(jì)中國(guó)ニュース」は中國(guó)在住経験を持つ翻訳者のブログ。『21世紀(jì)は中國(guó)の世紀(jì)』と言われその成長(zhǎng)がもてはやされるなか、「このまますんなりと発展が続くとは思えない」と考え、スポーツにとどまらず中國(guó)関連の「気になるニュースをピックアップし」紹介している。FC2ブログに掲載。