2009年6月28日、三峽ダムの建設(shè)は1992年4月3日の第7期全人代第5回會(huì)議での採択から17年が過ぎた?，F(xiàn)在は最終段階の第3期工事中であり、09年に発電所を含めた全プロジェクトが完成する予定だが、そこに到達(dá)するまでに3つの大きな壁を乗り越えなければならないという?！?1世紀(jì)経済報(bào)道」が伝えた。

【その他の寫真】

1つは住民の移転問題。もともと土地が少ないのに人口の多い地域であったため、重慶市では三峽ダム建設(shè)で移転させられた「三峽移民」1人あたりの耕地面積は平均で0．58ムー（約386平方メートル）とごくわずか。0．5ムー（約333平方メートル）以下の土地しか與えられなかった移民が6萬3000人も存在する。

2つ目は産業(yè)振興の立ち遅れ。ダム建設(shè)にともない多くの企業(yè)が廃業(yè)や転業(yè)を余儀なくされ、産業(yè)の空洞化が目立つように。このため重慶市のダム建設(shè)関連地區(qū)では08年に8．5％という異常に高い失業(yè)率を示した。

3つ目は生態(tài)系や環(huán)境の破壊。ダム本體完成後、水流速度が緩慢となり自浄能力が急激に低下した。長(zhǎng)江支流では水の富栄養(yǎng)化現(xiàn)象が顕著になっている。またダム建設(shè)や住民移転のために開発で生まれた土砂が長(zhǎng)江へ流れこみ、水質(zhì)の悪化は深刻なものとなっており、さらに三峽ダム建設(shè)地域の長(zhǎng)江両岸が非常にもろく崩れやすい地質(zhì)であるとの報(bào)告もある。

重慶市の潭棲偉（タン?シーウェイ）副市長(zhǎng)はメディアに対し、「三峽ダムが今年完成しても、ダムの両岸工事は今後さらに5年から10年はかかる」と述べている。（翻訳?編集/本郷）