2009年6月30日、國営新華社通信のウェブサイト?新華網(wǎng)は、日本政府が7月1日から中國人富裕層を?qū)澫螭藗€(gè)人旅行を解禁する件で、本保芳明観光庁長官が「年収の高い“信頼に値する”中國人観光客を心から歓迎する」と述べたと報(bào)じた。

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観光庁は3月、中國人の個(gè)人旅行を解禁する方針を示したが、その際、観光客が旅行中に姿を消しそのまま不法滯在に転じる事態(tài)を防ぐため、解禁の対象を「年収25萬元（約350萬円）以上」の富裕層に限定した。これに対し、中國國內(nèi)からは「陰濕な差別だ」などと否定的な意見が噴出しているが、本保長官は「信頼に値する人物かどうか、本當(dāng)に観光目的なのかどうかを判別するのは難しい」とした上で、「あくまでも參考條件の1つ。収入だけで判斷するわけではない」と強(qiáng)調(diào)した。

日本政府は「観光立國」に向けて昨年10月、観光庁を設(shè)立。訪日外國人観光客を10年までに1000萬人、20年までには2000萬人に増やす目標(biāo)を掲げている。中でも1人あたりの平均消費(fèi)額が20萬円という中國人観光客への期待は大きい。昨年訪日した中國人観光客は延べ100萬人だったが、20年までにはこれを延べ600萬人にまで引き上げたいとしている。（翻訳?編集/NN）