2009年7月2日、英紙?ガーディアンは、「なぜ次に月に行くのは中國人なのか」と題したコラムで、「米中宇宙開発戦爭」は既に始まっていると論じた。環(huán)球時報が伝えた。

【その他の寫真】

1972年12月、アポロ17號が月からの帰還を果たして以來、スペースシャトル5機(jī)、舊ソ連の宇宙船「ソユーズ」數(shù)十機(jī)が打ち上げられ、合計450人以上が宇宙空間へと旅立ったが、まだ誰も地球の低高度軌道（大気圏の外側(cè)）を離れた者はいない。

03年、ブッシュ前米大統(tǒng)領(lǐng)は、NASAが2020年に月への再上陸、2030年に火星上陸を計畫していると発表したが、「米國の前に中國という強(qiáng)敵が立ちはだかった」と同コラム。同年、楊利偉（ヤン?リーウェイ）が中國人で最初の宇宙飛行士となるなど、中國による宇宙開発の躍進(jìn)が目覚ましいためだ。

ユニバーシティ?カレッジ?ロンドン（UCL）で宇宙醫(yī)學(xué)を研究するケビン?フォン教授は、「中國が米國と違うのは、宇宙開発を進(jìn)めるにあたって民主的な手続きが不要で、予算も思いのままだということだ」と指摘する。これは中國が迅速に行動できることを意味しており、米國が月への再著陸を計畫している2020年以前に中國が先を越す可能性も否定できないという。（翻訳?編集/津野尾）