2019年2月4日、観察者網(wǎng)は、昨年の訪臺(tái)中國人數(shù)がこの6年で最低となったと伝えた。

記事は、臺(tái)灣メディア?旺報(bào)の報(bào)道を引用。「臺(tái)灣交通部門が発表したデータによると、18年の訪臺(tái)中國人數(shù)は269萬5615人で、これは17年と比べて約3萬7000人の減少となり、減少幅は1．35％となったが、それでも訪臺(tái)旅行者の中で最も多かった。第2位は、『新南向』（ASEAN諸國やオーストラリア、ニュージーランドなどの18カ國）で約243萬人、日本は196萬人で3位、香港は165萬人で4位、韓國は101萬人で5位だった」と伝えた。

このデータについて、臺(tái)北市の観光業(yè)界関係者?林（リン）さんは、「蔡政権発足以來、訪臺(tái)中國人數(shù)は減少し続けており、18年は最も少ない1年となった。17年と比べると3萬人以上減少しており、これは馬政権時(shí)代の13年より少なく、ここ6年では最低だ。でもこの成績は別に意外なことではない」と語った。

記事によると、訪臺(tái)中國人の減少で、消費(fèi)も減少しているという。臺(tái)北市で小売店を経営する楊（ヤン）さんは、「交通局の調(diào)査によると、17年の訪臺(tái)中國人は1日平均184．38ドル（約2萬円）を消費(fèi)していた。昨年の訪臺(tái)中國人數(shù)は269萬人なので、訪臺(tái)中國人は昨年、約1043億臺(tái)灣ドル（約3700億円）消費(fèi)したと予想できる。17年の消費(fèi)から予想すると、中國に続いて消費(fèi)額が多かったのは日本で、約758億臺(tái)灣ドル（約2700億円）、次いで『新南向』の各國で約665億臺(tái)灣ドル（約2390億円）、香港?マカオの547億臺(tái)灣ドル（約1960億円）、韓國の357億臺(tái)灣ドル（約1280億円）になる」と語った。

記事は、訪臺(tái)中國人と平均消費(fèi)額の減少で、臺(tái)灣の観光業(yè)界は近年不景気になっていると指摘。昨年末に臺(tái)灣海峽両岸旅行発展協(xié)會(huì)と中華民國旅行商業(yè)同業(yè)公會(huì)全國聯(lián)合會(huì)が共同で開催した、「臺(tái)灣観光産業(yè)再創(chuàng)新局フォーラム」の席上で、臺(tái)灣海峽両岸旅行発展協(xié)會(huì)の姚大光（ヤオ?ダーグワン）理事長は、「過去2年以上にわたり、臺(tái)灣観光は打撃を受けてきた。『新南向』國家の訪臺(tái)者數(shù)はわずかに増加したが、観光業(yè)界にはその実感がない。なぜなら、3000臺(tái)以上の観光バスがしまわれ、3000人以上の観光ガイドが待機(jī)狀態(tài)だからだ」と語ったという。（翻訳?編集/山中）