2009年7月2日、広東省の6月単月の電力使用量が08年10月以降初めて前年同月比でプラス成長(zhǎng)に転じたことが分かった。電力使用量は経済成長(zhǎng)のバロメーターとも言われており、中國(guó)南部の要である同省で経済の回復(fù)基調(diào)が鮮明になってきたと言える。中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

広東省を含む中國(guó)南部地域の送電を擔(dān)う中國(guó)南方電網(wǎng)によると、同社全體で6月に取り扱った電力量は前年同期比5．4％増の489億キロワット時(shí)。うち広東省の電力量は同8％増の311億キロワット時(shí)となり、08年10月以降、初めてプラスに転じた。

南方電網(wǎng)では、「電力使用量の増加は広東省経済が緩やかに回復(fù)しつつある狀況を示している。同省は珠江デルタ地區(qū)の労働集約型企業(yè)を地方へ移転させ、地方の労働力を活用して現(xiàn)地で2次、3次産業(yè)の発展を狙うとともに、一方では優(yōu)秀な労働力を地方から珠江デルタ地區(qū)へ移転させる『ダブル移転戦略』をとっており、これが効果を上げ始めたのだろう」と分析している。（翻訳?編集/東亜通信）